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Designデザインワークショップ

Posted:2015.07.29

Photoshopで登場するレイヤー描画モードの種類について

写真や画像の編集・加工でおなじみのPhotoshopですが、今回のテーマはこのPhotoshopで登場する描画モードと呼ばれる機能についてまとめていきたいと思います。

 

描画モードにはたくさんの種類があるのですが、効果がいまいちよく分からないまま使っている時もありました、、描画モードの種類と特徴を把握することで効率的なデザイン制作や、デザインの幅が広がるのではないでしょうか。

 

描画モードとは?

 

描画モードとは、重なり合うレイヤーが合成された時の表示(描画)方法を指定できる機能のことです。Photoshopなどのグラフィックソフトでは複数のレイヤー(階層)の重なりによってデザインを表現します。この時に重なり合うレイヤーの色の差を使った様々な効果を出すことができます。

Photoshopで登場するレイヤー描画モードの種類について

この描画モードですが、背面のレイヤーに対して前面のレイヤーを合成した効果になります。

 

描画モードの種類と特徴

 

それでは各描画モードについて、実際の効果と合わせて紹介していきます。合成する全面のレイヤーには違いが分かりやすいようにRGBの三原色とグレイスケールの上部に少しグラデーションが入ったイメージを用意しました。

Photoshopで登場するレイヤー描画モードの種類について

 

まずは通常のモードです。

 

Photoshopで登場するレイヤー描画モードの種類について

 

前面に重なったレイヤーがそのまま表示されます。

 

では次に描画モードをイメージと合わせてまとめていきます。先ほどの通常モードとの違いを比べながら見ていくと分かりやすいです。

 

【ディザ合成】

透過している部分がノイズ状に表示されます。文字などに適用するとインクがかすれたような質感が表現できます。

ディザ合成
【比較(暗)】

色が反映され、ベースとなるレイヤーの方が暗い部分が消えたような表示になります。背景が白く(明るく)明度差のある画像を合成すると、背景を消すことができます。

 

比較(暗)
【乗算】

ベースレイヤーと合成レイヤーの色が反映され掛け合わされたような表示になります。したがって元のイメージより暗くなります。

乗算
【焼き込みカラー】

合成されるレイヤーを反映させた上で、ベースを暗くしてコントラストを強めます。暗くメリハリのあるイメージになります。

焼き込みカラー
【焼き込み(リニア)】

合成されるレイヤーを反映させた上で、ベースを暗くします。より暗いイメージになります。

焼き込み(リニア)
【カラー比較(暗)】

合成レイヤーとベースレイヤーでチャンネル値が低い方の色がそのまま表示されます。

カラー比較(暗)
【比較(明)】

色が反映され、ベースとなるレイヤーの方が明るい部分が消えたような表示になります。背景が黒く(暗く)明度差のある画像を合成すると、背景を消すことができます。

比較(明)
【スクリーン】

合成レイヤーの反転した色がベースレイヤーに掛け合わされるように反映されます。したがって元のイメージより明るくなります。光で投影されたようなイメージです。

スクリーン
【覆い焼きカラー】

合成されるレイヤーを反映させた上で、ベースを明るくしてコントラストを強めます。明るくメリハリのあるイメージになります。

覆い焼きカラー
【覆い焼きカラー(リニア)-加算】

合成されるレイヤーを反映させた上で、ベースを明るくします。より明るいイメージになります。

覆い焼きカラー(リニア)-加算
【カラー比較(明)】

合成レイヤーとベースレイヤーでチャンネル値が高い方の色がそのまま表示されます。

カラー比較(明)
【オーバーレイ】

ベースレイヤーと合成レイヤーの色が反映され掛け合わされ、明度差とコントラストが強くなります。鮮やかでコントラストの強いイメージになります。

オーバーレイ
【ソフトライト】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、明度50%のグレーを基準に、明るいところは覆い焼きカラーになり、暗い部分は焼き込みカラーになります。

ソフトライト
【ハードライト】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、明度50%のグレーを基準に、明るいところはスクリーンになり、暗い部分は乗算になります。

※違いが分かりやすいように合成レイヤーを変更しています

ハードライト
【ビビットライト】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、明度50%のグレーを基準に、明るいところはコントラストを低く、暗い部分はコントラストを強くしています。彩度にメリハリがついています。

※違いが分かりやすいように合成レイヤーを変更しています

ビビットライト
【リニアライト】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、明度50%のグレーを基準に、明るいところはより明るく、暗い部分はより暗くなります。明度差にメリハリがついています。

※違いが分かりやすいように合成レイヤーを変更しています

リニアライト
【ピンライト】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、明度50%のグレーを基準に、明るいところは比較(明)になり、暗い部分は比較(暗)になります。

※違いが分かりやすいように合成レイヤーを変更しています

ピンライト
【ハードミックス】

合成レイヤーとベースレイヤーの各RGB値を合計し、255以上の場合は255が設定され、255未満の場合は0が設定されます。そうすることにより全て原色で表現されるようになります。

ハードミックス
【差の絶対値】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、明るい方から暗い方の色が取り除かれ、色味が反転したようなイメージになります。

差の絶対値
【除外】

合成レイヤーとベースレイヤーを比べて、コントラストの強い方からコントラストに弱い方の色が取り除かれ、色味が反転したようなイメージになります。

除外
【減算】

ベースレイヤーから合成レイヤーが引かれた表示になります。白黒の場合は反転し、カラーの場合は補色が反映されたようなイメージになります

減算
【除算】

ベースレイヤーと合成レイヤーが分けられた表示になります。白黒の場合は黒に近いほど明るくなり、カラーの場合は補色が反映されコントラストが低く明るいイメージになります

除算
【色相】

ベースレイヤーの輝度と彩度に合わせて、合成レイヤーの色相が反映されます。無彩色の場合は白黒でモノクロになります。

色相
【彩度】

ベースレイヤーの輝度と彩度に合わせて、合成レイヤーの彩度が反映されます。無彩色の場合は白黒でモノクロになります。

彩度
【カラー】

ベースレイヤーの輝度と彩度に合わせて、合成レイヤーの色相と彩度が反映されます。無彩色の場合は白黒でモノクロになります。

カラー
【輝度】

ベースレイヤーの色相と彩度に合わせて、合成レイヤーの輝度が反映されます。

輝度

 

Photoshopの描画モードは大きく分けると次のようなものが挙げられます。

 

  • ・元の画像より暗くなる描画モード
  • ・元の画像より明るくなる描画モード
  • ・コントラストが変わる描画モード
  • ・色味が変わる描画モード

 

細かな違いはそれぞれありますが、おおよその特徴を把握しておくと分かりやすいかと思います。ぜひデザイン表現に役立ててみてはいかがでしょうか。

 

 

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この記事を書いた人オガワ シンヤ
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