Vue CLIで作成したVueプロジェクトにAdSense広告を表示させる
最終更新日: Update!!
通常のウェブサイトですと広告ユニットのコードをHTML上に埋め込むだけでOKなのですが、Vue.jsで作成したSPAなどの場合はそういうわけにはいかないケースもあります。今回はVue CLIを使ったプロジェクトで、AdSense広告を表示させるまでの流れをまとめていきます。
Adsense広告の導入については過去記事「Googleアドセンスに登録してウェブサイトを収益化」にて詳しくまとめておりますのでご参考に。今回はGoogle AdSenseのアカウントが作成されており、広告が作成できる状態の前提で進めていきます。
Vue.jsでAdSense広告を使う場合、コンポーネントに直接記述するとエラーやうまく動作しない原因となります。とはいえ自前で専用のコンポーネントなどを用意するなどの仕組みを整えるのはかなり面倒です、、そこで今回はVueのプラグインを使うことで手軽にAdSense広告を導入したいと思います。
プラグインはいくつかあるのですが、ここでは「vue-adsense」というものを使います。まずは下記コマンドでプロジェクトのnode_modulesにインストールしていきます。
アプリケーションだけでなく、ウェブサイトもVue.jsを使ったケースが増えてきていますので、Vueプロジェクト内でも広告を表示させたい要件もたくさんありそうですね。
(参考にさせて頂いたサイト)
Vue.jsで構築したサイトにGoogle Adsense広告を掲載する
$ npm install --save-dev vue-adsenseインストールが完了し、ローカルサーバーの更新をすると下記のエラーが出てしまいました。エラーの内容に沿って足りないモジュールを追加でインストールしていきます。
Error: Cannot find module '@vue/babel-preset-app'エラーがなくなったら、Vueプロジェクトの「main.js」に追加したAdSense用のモジュールを読み込ませるため下記を追記します。 【main.js】
import VueAdsense from 'vue-adsense' Vue.component('adsense', VueAdsense)読み込ませてからローカルサーバーを更新すると、うまくコンポーネントが描画されず、コンソールに下記のエラーが表示されることもあります。 【console】
TypeError: "exports" is read-onlyこのエラーが表示された場合には、node_modules内にインストールしたvue-adsenseパッケージ内のmain.jsを下記のように編集します。 【node_modules/vue-adsense/main.js】
import VueAdsense from './VueAdsense.vue' // module.exports = VueAdsense ←この部分を消して下記を追加 export default VueAdsenseこれで読み込んでいる状態でもエラーが表示されることはなくなりました。続いてコンポーネント上にAdSense広告が表示されるようにコードを書いていきます。まずはVueプロジェクトの「index.html」にAdSenseのCDNで用意されているソースコードをbody要素内で読み込ませるようにします。 【index.html】※一部省略
<!doctype html> <html lang="ja"> ........ <body> <div id="app"> </div> <script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> </body> </html>次に表示させるコンポーネントのところに下記の名前のコンポーネントで追加します。その時に各属性にある値は、本来のコードに記載されている値を代入します。こうすることでコンポーネントと広告ユニットの情報が紐づけられます・ 【Vue】
<adsense ad-client="[data-ad-client]" ad-slot="[data-ad-slot]" ad-style="[style]" ad-format="[data-ad-format]"> </adsense> // 入力例 <adsense ad-client="ca-pub-******************" ad-slot="**************" ad-style="display:block" ad-format="auto"> </adsense>これでソースコードをウェブサーバー上にアップロードし、広告がアクティブ状態になれば実際に広告が表示されているのが確認できるかと思います。

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