プラグインを使わずシンプルなドロワーメニューを実装する
最終更新日: Update!!
スマホサイトを作るときなど、グローバルナビを画面端から表示させるような、いわゆるドロワーメニューと呼ばれる形で実装するケースが多々あるかと思います。ドロワーメニュー用のプラグインなどは便利なものがすでにたくさん存在していますが、カスタマイズするときにちょっとややこしかったりもします。
そこで今回はjQueryを使ってシンプルなドロワーメニューを実装していきたいと思います。特に複雑な動きを求めない場合や、ドロワーメニューをカスタマイズしていきたいときにやりやすいのではないでしょうか。では早速コードを見ていきます。
【HTML】※一部省略
<body> <header> <a id="hamburger" href="javascript:void(0)"> <span></span> <span></span> <span></span> </a> </header> <div class="contents"> 〜 サイトコンテンツ 〜 </div> <div id="overlay"> </div> <div id="drawer-menu"> <ul> <li><a href="">Menu 1</a> </li> <li><a href="">Menu 2</a> </li> <li><a href="">Menu 3</a> </li> <li><a href="">Menu 4</a> </li> </ul> <a id="close" href="javascript:void(0)"> <span></span> <span></span> </a> </div> </body>【Sass(scss)】
#hamburger { width: 40px; height: 30px; position: relative; display: block; span { width: 40px; height: 2px; background: #000; position: absolute; left: 0; &:first-child { top: 0; } &:nth-child(2) { top: calc(50% - 1px); } &:nth-child(3) { bottom: 0; } } } #overlay { width: 100%; height: 100vh; position: fixed; left: 0; top: 0; background: rgba(0,0,0,.7); z-index: 100; display: none; } #drawer-menu { width: 260px; height: 100vh; background: #fff; position: fixed; left: 0; top: 0; z-index: 200; transform: translateX(-320px); transition: all 0.3s ease 0s; &.open { transform: translateX(0); } ul { margin: 0; padding: 0; list-style-type: none; li { border-bottom: 1px solid #ccc; a { display: block; padding: 15px; } } } #close { width: 40px; height: 40px; display: block; position: absolute; right: -50px; top: 25px; span { width: 40px; height: 2px; background: #fff; position: absolute; left: 0; &:first-child { transform: rotate(45deg); } &:nth-child(2) { transform: rotate(-45deg); } } } }まずはHTMLとCSSでドロワーメニューの要素を作っていきます。表面に配置するので、サイトコンテンツの後にドロワーメニューを持ってきます。ドロワーメニュー本体と、背面に表示させるオーバーレイ用のスクリーン、そしてドロワーメニューの表示非表示をするハンバーガーメニューボタンと、クローズボタンを用意します。 それぞれにボタンにaタグを使う場合には、href属性の値に「javascript:void(0)」を設定してリンク先への遷移を無効にしておきます。 ドロワーメニュー本体はpositionのfixedで画面端に固定表示させた後、transformで画面外になるよう移動させておきます。そして表示されている時を示すclassを持っているときに、元の位置になるようtransformの値をリセットします。 また、この時にtransitionを設定しておくことでアニメーションをつけることができます。そして、jQueryでドロワーメニューが動作するように実装していきます。 【javascript】
$(function(){ const openBtn = $("#hamburger"); const closeBtn = $("#close"); const overlay = $("#overlay"); const panel = $("#drawer-menu"); function panelOpen() { overlay.fadeIn('fast'); panel.addClass('open'); } function panelClose() { overlay.fadeOut('fast'); panel.removeClass('open'); } openBtn.on('click',function(){ panelOpen(); }); closeBtn.on('click',function(){ panelClose(); }); overlay.on('click',function(){ panelClose(); }); $(window).on('resize',function(){ panelClose(); }); });ドロワーメニューの表示と非表示をそれぞれ関数にしておくと、イベントごとに管理できるので便利です。動き自体はシンプルで、オーバーレイ用のスクリーンの表示非表示と、ドロワーメニュー本体のclass付与を切り替えているだけです。 これでシンプルなドロワーメニューが実装できます。今回のサンプルは下記にあげていますのでご参考に。
See the Pen simple drawer menu by designsupply (@designsupply) on CodePen.
プラグインを使わないことで、カスタマイズもやりやすくなったり、無駄なファイルの読み込みも減るのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。sponserd
keyword search
recent posts
- Shopifyでオリジナルテーマ制作やテーマカスタマイズで使えるTips #3
Shopifyでオリジナルテーマ制作やテーマカスタマイズで使えるTips #3
- Shopifyでオリジナルテーマ制作やテーマカスタマイズで使えるTips #2
Shopifyでオリジナルテーマ制作やテーマカスタマイズで使えるTips #2
- Shopifyでオリジナルテーマ制作やテーマカスタマイズで使えるTips #1
Shopifyでオリジナルテーマ制作やテーマカスタマイズで使えるTips #1
- ViteでReactとReact Routerを使ってみる
ViteでReactとReact Routerを使ってみる
- ViteでPugのコンパイル環境を導入する
ViteでPugのコンパイル環境を導入する
- ViteでMarkuplintとPrettierを使える環境を構築する
ViteでMarkuplintとPrettierを使える環境を構築する
- ViteでStylelintとESlintを使える環境を構築する
ViteでStylelintとESlintを使える環境を構築する
- マウスオーバーしたセルを含む行列がハイライトするテーブルを作成する:has()擬似クラスの活用例
マウスオーバーしたセルを含む行列がハイライトするテーブルを作成する:has()擬似クラスの活用例
categories