ローカルのOpenSSLをアップデートする
表題の通りですが、ローカル環境のOpenSSLのバージョンがかなり古くなっていたのでアップデートしました。なお、OpenSSLはバージョンによってすでにサポートが終了しているものもありますので、セキュリティの注意が必要になります。
OpenSSLのバージョン別サポート期限
まずは下記のコマンドで現在のOpenSSLのバージョンと通っているパスを確認しておきます。
OpenSSL 0.9.8 | 2015年12月31日までサポート |
---|---|
OpenSSL 1.0.0 | 2015年12月31日までサポート |
OpenSSL 1.0.1 | 2016年12月31日までサポート |
OpenSSL 1.0.2 | 2019年12月31日までサポート |
OpenSSL 1.1.0 | 2018年8月31日までサポート |
// バージョンの確認 $ openssl version OpenSSL 0.9.8zh 14 Jan 2016 // 通っているパスの確認 $ which openssl /usr/bin/opensslバージョンが古くなっているのでOpenSSLのバージョンを上げていきます。今回はHomebrew経由でアップデートを行いますので、まずはHomebrewをアップデートしてその後OpenSSLのパッケージも更新しておきます。
$ brew update $ brew upgrade opensslHomebrewのアップデートが完了したら、インストールできるOpenSSLパッケージのバージョンを確認します。
$ brew list openssl /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/.bottle/etc/ (8 files) /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/bin/c_rehash /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/bin/openssl /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/include/openssl/ (74 files) /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/lib/libcrypto.1.0.0.dylib /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/lib/libssl.1.0.0.dylib /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/lib/engines/ (12 files) /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/lib/pkgconfig/ (3 files) /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/lib/ (4 other files) /usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/share/man/ (1680 files)上記ではバージョンが「1.0.2o_1」と上がっているのが確認できます。ただし、Homebrew経由でインストールしたOpenSSLにはパスが通っていないので、「.bash_profile」に下記の通りパスを通す記述を追記します。
// .bash_profileにパスを通すため追記 export PATH=/usr/local/Cellar/openssl/1.0.2o_1/bin:$PATH // .bash_profileへの更新を反映 $ source ~/.bash_profile上記作業が終わったら、再度OpenSSLのバージョンを確認し、Homebrew経由でインストールしたバージョンに切り替わっていればOKです。 (参考) [Mac OS X] OpenSSLバージョンの更新
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