Dockerfileで使う命令と書き方まとめ
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引き続きDockerに関連した内容です。Dockerでイメージ作成に使う設定ファイルであるDockerfileの書き方についてまとめてみます。内容はどんなイメージを作成するかによって変わってきますがとりあえずは基本的なところを中心にメモ。
Dockerのコマンドについては過去記事「Dockerのコマンドでよく使うものまとめ」もご参考ください。
Dockerfileからイメージを作成することで、Docker Hubなどでイメージの公開や共有もできるようになります。こちらについてはまた後日まとめていきたいと思います。
(参考にさせて頂いたサイト)
Dockerfileとdocker buildコマンドでDockerイメージの作成
Dockerfileとは
Dockerのイメージを作成するための設定ファイルで、作成したいイメージの内容をここに記述する。設定ファイルとしてイメージの内容をファイルで管理することで共有も簡単できるのがメリット。このDockerfileでの内容のイメージは、docker buildコマンドでイメージを作成することができます。 コマンドは下記のような形になり、作成するイメージの名前とタグを設定し、作成先のディレクトリを指定もしくは作成先のディレクトリに移動してコマンドを実行します。(その時にはパスの指定は「.」とします)$ docker build -t [IMAGE_NAME]:[TAG] [Dockerfile_PATH]Dockerfileの書き方 Dockerfileは基本的に命令句の後に引数でいろんな指定を行う形になります。コメントも使えるのでわかりやすいように残しておきます。下記はサンプルになります。
# コメント [命令] [引数] =================== # Dcokerfile sample FROM centos:centos7 MAINTAINER admin <admin@example.com> # web server install RUN yum install -y httpd ………主な命令については下記一覧のようになっています。用途や必要に応じて使い分けていきます。
FROM | ベースとなるDockerイメージを指定する |
---|---|
MAINTAINER | 作成者の情報を設定する |
RUN | 指定したコマンドを実行する |
ADD | ディレクトリやファイルを作成する |
COPY | ディレクトリやファイルをコピーする |
ENV | 環境変数を設定する |
EXPOSE | 指定したポート番号を解放する |
WORKDIR | 作業用ディレクトリの指定 |
VOLUME | ボリュームのマウント先の指定 |
CMD | コンテナでの実行コマンドを指定(docker runで上書きされる) |
ENTRYPOINT | コンテナでの実行コマンドを指定(docker runで上書きされない) |
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