HTMLのdata属性を使ってツールチップを実装する
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今回はHTMLのdata属性(カスタムデータ属性)を使ってシンプルなツールチップを実装してみます。このdata属性はdata-*****の表記で自由な属性名を定義できるカスタムデータ属性というHTML5で定義されている仕様になります。ちなみに、この方法ですとjQueryなどのjavascript不要でHTMLとCSSだけで実装することができます。
それでは早速コードの方をみていきましょう!
data属性を使ったツールチップの実装
まずはツールチップを表示させる要素をHTMLで作成します。この時にdata属性を設定し、その値にツールチップで表示させるテキストを設定します。またdata属性のハイフン以降は任意の表記にしますが、きちんと意味をもたせた内容にします。 【HTML】<span class="tooltip" data-tooltip="Hello!!">ツールチップ表示サンプル</span>次にツールチップ部分をCSSで整えていきます。今回はhoverでツールチップが表示されるようにしていきます。 【CSS】
.tooltip { position: relative; } .tooltip::before, .tooltip::after { position: absolute; transition: all 0.3s ease 0s; opacity: 0; } .tooltip::before { content: ""; border: 10px solid transparent; border-bottom-color: #000; top: 10px; left: 10px; } .tooltip::after { content: attr(data-tooltip); display: block; padding: 20px; background: #000; color: #fff; border-radius: 5px; top: 30px; left: 0; } .tooltip:hover::before{ top: 16px; opacity: 1; } .tooltip:hover::after{ top: 36px; opacity: 1; }解説しますと、ツールチップの吹き出し本体をafter擬似要素、吹き出し矢印部分をbefore擬似要素のボーダーで作成します。またこの時は非表示時の位置を指定しますが、表示時の位置についてはhover擬似クラスを使って指定します。 実際のサンプルを以下に用意しましたので確認してみてください。 >> ツールチップ表示サンプル(マウスオーバーで表示) << いかがでしょうか、ちょっとした効果ですが何かと使える場面は多いかと思います。 この方法だと手軽に導入できるのもメリットとして大きいですね。
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