変数でHTMLを指定し動的に生成する(javascript編)
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クリック時など特定のイベントが発生したタイミングや、動的にHTMLソースコードを変更したり生成する場合に、またif文などの条件分岐やfor文での繰り返しにも使えます。変数にHTMLコードを指定しますが、長くなってしまうと編集しにくくなるのでわかりやすく書くことも大切です
【HTML】動的に生成する前
まず変数を宣言しますが、ポイントになるのは、わかりやすく改行するのと「+」で繋げている点でしょうか。あまり長いコードを記述するのは適しませんが、コードの量が多い場合にはわかりやすくなります。上記のコードを実行すると下記のように出力されます。
【HTML】出力ソースのイメージ
<div id="wrap"> <script> <!-- ここへHTMLの変数を指定したjavascriptコードを記入 --> </script> </div>HTMLを出力する方法はいくつかありますが、今回は以下の3つを例にあげます。
1. document.write()を使う
【javascript】var h = '<div class="inner_01">' + 'コンテンツ1' + '</div>' + '<div class="inner_02">' + 'コンテンツ2' + '</div>' + '<div class="inner_03">' + 'コンテンツ3' + '</div>'; document.write( h );
2. .innerHTML()を使う
【javascript】var h = '<div class="inner_01">' + 'コンテンツ1' + '</div>' + '<div class="inner_02">' + 'コンテンツ2' + '</div>' + '<div class="inner_03">' + 'コンテンツ3' + '</div>'; document.getElementById('wrap').innerHTML = h ;
3. .insertAdjacentHTML()を使う
【javascript】var h = '<div class="inner_01">' + 'コンテンツ1' + '</div>' + '<div class="inner_02">' + 'コンテンツ2' + '</div>' + '<div class="inner_03">' + 'コンテンツ3' + '</div>'; document.getElementById('wrap').insertAdjacentHTML('POSITION',h);innerHTMLの場合ですと、ループした要素の場合は上書きされるケースもあります。そんな時はinsertAdjacentHTMLが便利です。このinsertAdjacentHTMLでは第一引数に挿入位置を指定し、第二引数で挿入する要素を指定します。挿入位置については下記の値があります。
beforebegin | 親要素の直前に要素を挿入します |
---|---|
afterbegin | 親要素配下の先頭の子要素の直前に要素を挿入します |
beforeend | 親要素配下の最後の子要素の直後に要素を挿入します |
afterend | 親要素の直後に要素を挿入します |
<div id="wrap"> <div class="inner_01">コンテンツ1</div> <div class="inner_02">コンテンツ2</div> <div class="inner_03">コンテンツ3</div> </div>このように変数に置き換えられたHTMLがそのまま出力されます。
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