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ツール活用・効率化 2021.07.18

NASの共有フォルダにTime MachineでMacのバックアップデータを保存する

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前回記事「【レビュー】制作データの管理にNASを導入してみました」で、実際にNASを導入するまでの流れをまとめてみましたが、今回NASを使う大きな理由の1つになった、MacのバックアップデータをNASの共有フォルダに保存するまでの設定を行なっていきたいと思います。

 

NASでMacのバックアップデータを保存するためには、「SMB」と呼ばれるプロトコルに対応しているかが重要になってきますが、最近のNASの機種であれば特にこの辺りは気にしなくても大丈夫なようです。ここでは前回記事で紹介しているSynology社製の「DiskStation DS220j/JP」を使って設定していきます。

 

バックアップ用にNAS側の設定を行う

それでは実際に設定作業を行なっていきます。まずは共有フォルダにバックアップデータを格納するフォルダを作成します。今回はフォルダ名を「TimeMachineBackUp」としています。基本情報ではそれぞれ情報を入力していきますが、「ごみ箱を有効にする」のチェックは外しておくといいようです。

 

続けてこの作成するフォルダの権限を設定しますが、権限についてはバックアップ用のユーザーを設定しますので、一旦は飛ばして先に進めていくか、あるいはNASログイン用のユーザーを当てておくといいですね。

 

続けてバックアップ作業時用のユーザーを新規で作成していきます。まずはユーザー名などを設定した後、ここで新規作成するユーザーのフォルダを紐づけていきますが、今回はバックアップ作業用のユーザーになりますので、先ほど共有フォルダに作成したバックアップデータ格納用のフォルダを指定します。

 

そして、このユーザーの使用データ量の割り当てを行います。今回はバックアップデータもNASの中で管理しますので、その分の余力を残しておきたいということで、上限を1TB(1000GB)にしました、これで3TBあるうちの2TBはバックアップデータ以外に使用することができます。

 

最後に設定したユーザー情報の確認です、ユーザー名や対象フォルダ、割り当てられたデータ量をチェックしておきましょう。

 

バックアップ作業用ユーザーが設定できたら、先ほど作成したバックアップ用フォルダの権限を確認しておきます。問題なく紐付けができていれば読み込みと書き込みの項目にチェックが入っていますが、ない場合にはいれておきましょう。

 

最後にTime Machine用のフォルダ設定を行います。コントロールパネルのアプリを開き「ファイルサービス」→「SMB/AFP/NFS」のタブ項目で「SMBサービスを有効化」にチェックを入れます。

 

続いて同じ画面内にある「詳細」のタブ項目で「Bonjourサービスの検出を有効にする」にチェックを入れ、「Time Machineフォルダの設定」をクリックすると表示されるダイアログ内にて、作成したバックアップデータ用のフォルダにチェックを入れます。

 

これでひとまずNAS側の設定が完了しました。続いてデバイス側でTime Machineを使って実際に初回バックアップを行なっていきます。

 

Time Machineでの初回バックアップとバックアップデータへのアクセス

NAS側の設定が完了したら実際にバックアップを行います。今回は初回バックアップのため、Time Machineのアプリより「バックアップディスクを追加」をしていきます。この時に先ほど作成したバックアップ用のユーザーでNASにログインしておく必要があります。

 

バックアップ用のユーザでログインできていれば、NASの共有フォルダ内に作成したバックアップ用フォルダがバックアップディスクの候補として表示されますので、それを選択して先に進めます。

 

そうすると自動的にバックアップの準備へと進んでいきます。ここで設定した割り当てデータ量が適用されているかもチェックしておくといいですね。初回バックアップは時間がかかるので辛抱強く待ちます。

 

しばらくするとバックアップデータの書き込みが始まりました。データ量やNASの通信状態次第でかなり時間がかかります。

 

ちなみに今回は無線LAN経由でのNASへのデータ書き込みだったのですが、250GBほどのデータ移行で5時間40分くらいかかりました。ただ、その後に数GB程度であれば数分くらいで完了していましたので、大規模なバックアップ作業時以外はそこまで無線接続であることは気にならなさそうですね。データ容量よりもファイル数が多いと時間もかかる印象でした。

 

 

バックアップが完了すると、NASのフォルダ内にバックアップデータが「sparsebundle」形式のデータで保存されていることが確認できます。

 

このデータをダブルクリックするとバックアップデータにマウントされ、バックアップ内の個別のデータにアクセスすることができます。

 


 

初回設定についてはやや面倒ですが、NASでMacのバックアップデータを管理できることはとても便利なのではないでしょうか。Macユーザーの方でNASを導入した後には合わせて設定しておきたいですね。

この記事を書いた人

オガワ シンヤ

合同会社デザインサプライ代表兼CEO / ディレクター・ウェブデザイナー・フロントエンドエンジニアをやっています。「ウェブとデザインでヒト・モノ・サービスを繋げ新しい価値を生み出す」をコンセプトに日々奮闘中!制作中はチョコレートが欠かせない三十路Webクリエイター。

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