一般的にウェブサイトの分析や統計に使うウェブマスターツールといえばGoogleのサーチコンソールがメジャーですが、サーチコンソールはGoogleの検索エンジンが対象範囲となるので、Bingの検索エンジン経由のデータを収集することはできません。
とは言っても国内のほとんどがGoogleもしくはYahooなのでそこまで影響はないかと思いますが、案件の要件によっては必要とされる場合もあるかと思いますので備忘録として残しておきたいと思います。
ちなみに当サイトではオーガニック検索とリファーラルの全アクセス中、約85%がGoogle、約5%がYahoo、約1%がBingとなっていました。
サイトをBingに登録する
まずはBingの検索エンジンにウェブサイトを登録するところからはじめていきます。サイト登録のページ(https://www.bing.com/toolbox/submit-site-url)にアクセスして、対象サイトのURLを入力し、画像認証を行い送信します。
リクエストが正常に受付されたらこのような画面が表示されますので、引き続きBingのウェブマスターツールにサインアップします。そのまま「サインアップする」のボタンをクリックします。
Bingのウェブマスターツールにサインアップ
そのままBingのウェブマスターツールのサイトへ移動しますので、ファーストビュー中央の「サインイン」をクリックします。
サインインにはMicrosoftのアカウントの他、GoogleやFacebookのアカウントも使用できますので、任意のものを選択しましょう。
簡単なユーザー情報の入力を求められますので、必要事項を順番に入れていきます。
ユーザー情報の入力が終わるとウェブマスターツールのサイト所有権をウェブサイトに紐づけていきます。いくつか方法はありますが、ウェブサーバーにXMLファイルをアップロードするか、headタグ内にコードを追記する方法が簡単ではないでしょうか。作業が終われば画面下部にある「確認」ボタンをクリックします。
問題なければウェブマスターツールのダッシュボードが表示されます。このページをブックマークしておくようにしましょう。ちなみにデータ収集は数日ほどのタイムラグがあるので、3〜4日経過してから確認できるようになるようです。
いかがでしょうか、Macユーザーにはあまり馴染みがないですが、WindowsユーザーであればIEやEdgeのホームページ画面としてデフォルトで設定されていることが多いようなので、意外と使われるシーンはありそうですね。