今回はSmallchatというウェブサービスを使って、ウェブサイトにチャット機能を導入していく流れをまとめていきたいと思います。
slack連携のため、あらかじめslackのアカウントを作成し、ワークスペースを作成しておきましょう。slackの導入については過去記事「人気のチャットツール「Slack」の導入と使い方まとめ」で紹介しています。
まずはSmallchatのサイト(https://small.chat/)にアクセスして「add to slack」をクリックし、slackと紐づけていきます。
slackにログインしているとこのような画面が切り替わるので「許可する」をクリックします。
そうすると、Smallcahtとslackが連携されます。画面が切り替わりダッシュボードが表示されるので、画面中央にあるフォームより新規チャンネルを作成します。
チャンネルが作成できたら、いろいろカスタマイズしていきます。サイドメニューからチャンネルを選択し「Appearance」タブを開きます。カラーテーマや、ランチャーアイコンの形状などを変更していきます。
またメッセージの雛形やフォーム設置の設定も可能です。変更したら右上にある「Save」ボタンをクリックして変更内容を保存します。
次に「Behavior」タブでは運用に関する設定ができます。アイコンの指定に続き、チャットランチャーアイコンの非表示にするページを指定したり、対応時間帯も設定できます。
「Auto Messages」と「Contacts」は無料プランでは使用できませんが十分に使えるかと思います。最後に「Embed」タブを開くと埋め込みコードが表示されますので、サイトのHTMLにコピペします。全てのページに適用されるようにしましょう。
サイトを開いて確認するとチャットのランチャーアイコンが表示されているのが確認できます。開いてみますとすぐにチャットができるような状態になっていますね。
テストでチャット上にメッセージを送信してみますと、問題なくメッセージが投稿されました。
このsmallchatはslackと連携していますので、チャットのやりとりはslackで行うことになります。紐付けたslackのアカウントでログインすると、smallchat対応したチャンネルがslackにも作成されています。こちらのチャンネルを確認すると、チャットからのメッセージを確認することができます。メールアドレスを入力してもらった場合にはこちらで確認することができますね。
返信はこちらから直接行うことになります。早速返信のテストを行ってみます。
サイトに戻り、投稿者側からチャットを見てみますと問題なく返信が確認できました。
いかがでしょうか、ウェブからのお問い合わせはメールフォームがまだまだ主流ですが、SNSが普及している昨今ではこのようなチャットを使ったカジュアルなコンタクトもいいのではないでしょうか。無料で手軽に導入できますので一度検討されるのもいいのではないでしょうか。