前回、前々回とアクセス解析とキーワード分析においてチェックするポイントをまとめてきました。今回はいよいよ、その結果を記事作成に活かすことで集客につなげていく方法を考えてみたいと思います。
あくまでアクセス解析やキーワード分析が目的ではなく、ウェブサイトを集客ができる媒体にすることが目的です。これらのデータをきちんと活用できるようにしましょう。
#1 アクセス解析・キーワード分析のデータをサイト運用に活用する
過去記事で紹介してきました通り、アクセス解析では「ユーザーの興味が高いコンテンツ」を、キーワード分析では「ユーザーが求めている情報」をチェックしました。
つまり、これらの情報を元に、ユーザーの興味が高いコンテンツを増やしたり、ユーザーが求めている情報に関連したコンテンツを発信することでアクセスを効率よく増やしていくというのが基本的な戦略となります。
アクセス解析やキーワード分析のデータはウェブマーケティングにおいては重要な情報となります。これらを元にサイト運用を行います。では具体的な方法をみていきましょう。
#2 アクセス解析で見えた高アクセスのジャンルにコンテンツを集める
まずはアクセス解析で見えた、多くのアクセスを集めているジャンルの記事を優先的に増やしていくようにしていきます。こうすることで、より効率的なアクセスアップが期待できます。
アクセス解析ではユーザーの興味関心の傾向を見ることができます。記事やコンテンツが少ないうちはなかなか傾向が表れてこないかもしれませんが、徐々に見えてくると思いますので、その情報を元にコンテンツを増やしていくと良いでしょう。
ですので、運用途中からサイト自体の方向性を変えることも検討することも重要です。たとえば最初は雑多なブログでスタートしていても、アクセス解析の結果で特定のジャンルにアクセスが集中している場合は、途中からそのジャンルに特化した専門サイトに変更するというような形です。
つまり、ユーザーの求めている情報のニーズに合わせたサイトに変化させることも検討してみても良いかもしれません。
#3 キーワード分析で見えた検索キーワードから関連キーワードを広げていく
次に、キーワード分析での検索キーワード(検索クエリ)で上位にあがっていたキーワードに関連するキーワードを元にした記事を作成していきます。
ただし、ここで注目するのはクリック率の高い順で見ていくことがポイントになります。クリック率の高い順にソートをかけて、そのキーワードに関連するキーワードを使った記事を上げていきます。
ここではクリック率の高いキーワードを一つでも増やしていくことが目的となります。
#4 サイト解析・分析→記事作成の流れでサイトのコンテンツを洗練させる
このようにアクセス解析とキーワード分析で得た情報を元に記事を作成し、再度アクセス解析とキーワード分析を繰り返していくことで、よりユーザーが求めている情報とメディアで発信する情報を合わせる精度を上げていきます。
むやみやたらに記事を上げるのではなく、このように根拠に基づいた情報を発信していくことでコンテンツの質も高くなりますし、何よりこの形で続けていくことでメディアとしてユーザーが求めているサイトが出来上がってくことになります。
つまり、ユーザーの反応を見て情報を発信するというのがポイントになります。このようなPDCAサイクルを繰り返すことで、最短でアクセスが集まる、つまり集客効果が期待できるウェブサイトを作り上げることができます。
「サイトの解析・分析結果から集客できる記事を作成する」まとめ
・アクセス解析を元にアクセスが集中しているジャンルの記事を書く
・特定のジャンルにアクセスが集中している場合はそのジャンルに特化したサイトへの変更も検討する
・キーワード分析を元にクリック率が高いキーワードに関連した記事を書く
・サイトの解析、分析で得た情報を元に記事を書くことでユーザーが求めているメディアになる
いかがでしょうか、成果を出すにはやはり解析や分析のデータを元にすることがとても重要になってきます。もちろん短期間では難しいですが、正しい方法でコツコツと続けていけばかなり高い確率で結果に繋がるかと思います。ぜひみなさん続けてみてください!
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