前回記事「javascriptでGoogleアナリティクスのイベントトラッキングを実装する」で、クリックやフォーム送信といったユーザーのアクションを個別に集計するためのイベントトラッキングを実装する方法を説明しましたが、今回はGoogleアナリティクスの方で、イベントトラッキングで設定した項目の集計をしてみたいと思います。
イベントトラッキングを集計する「イベント」項目
イベントトラッキングで設定した情報はGoogleアナリティクス内では「イベント」という項目で確認することができます。
この項目の場所ですが、サイトメニューの「行動」→「イベント」より確認ができます。「概要」を選択するとサマリーデータが確認できます。
それぞれのイベント詳細を見てみると、イベントトラッキングのコードで設定したラベルが表示され、一目でどのイベントがどれだけ行われたかを確認することができます。ですのでイベントトラッキングを設定するときにはわかりやすいラベルをつけておくことをお勧めします。
またそれぞれのイベントごとのフローも確認することができます。コンバージョンにつなげるまでいくつかのフェーズを通すケースであれば、ユーザーがコンバージョンに至るまでの行動がどれくらい進めたのかを確認することができます。
いかがでしょうか、工夫次第ではいろんなデータを集計することができますので、アクセス解析に加えてよりサイト改善のための情報が確かなものになるのではないでしょうか。手軽に設定できるので、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。
イベントトラッキングのコード設定についてはこちらの記事「javascriptでGoogleアナリティクスのイベントトラッキングを実装する」をご覧ください。