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2020年12月グーグルコアアップデートで運用サイトのアクセス数に変動があった話

  • 2020.12.30
  • マーケティング
  • ウェブサイト運用
Updated: 2020.12.30
先日、2020年の12月3日(日本時間12月4日未明)にグーグル検索エンジンのアルゴリズムが変更される「グーグルコアアップデート」が実施されました。当サイトでもその日を境に大きくアクセス数が変動していたので、詳しく確認してみることにしてみました。   結論から言うと、コアアップデート前と比較して約30%程アクセス数がダウンするという結果となってしまいました。かなり衝撃的ではありますが、自然検索にかなり依存してしまっていたこの状況下では仕方がないことなのかなとも思いました。  
コアアップデート前後のアクセス数の変化と概況
下記は今回の2020年12月に実施されたコアアップデートの時期を含む2ヶ月間のPV数の推移グラフになります。見てもわかる通りに綺麗にコアアップデートの影響を受けているのがわかります。当サイトは平日の方がアクセスが高いのですが、その分変動幅も大きいため、アップデート前と比べると約7割くらいまで落ち込んでしまっています。   続いて、過去半年間の推移を見てみますと、長い期間をかけて順調に伸びてきていたのですが、ちょうどアップデートを境に落ち込んでしまっています。つまりコアアップデートはこれまでの評価軸が大きく変わったということが証明される裏付けとなっていることがよくわかります。  
サーチコンソールで検索順位やオーガニック検索での流入を確認してみる
先ほどはアナリティクスのデータでしたが、続いてサーチコンソールで検索結果の様子も見てみます。まずは、表示回数とそのクリック数をチェックしますと、やはりアップデート直後に大きく下がっている様子です。アクセス数と比例しているのは当サイトの流入の9割以上が自然検索からの流入となっており、依存してしまっていることが原因です。   そして、CTRと平均順位の指標と見てみると、不思議なことにこちらはあまり変化なく、むしろ微増している動きとなっています。   これら4つの指標を重ねると、クリック数と表示回数は大きく下落し、CTRと平均順位に関して少し増加傾向に転換したというようなグラフの形になっていました。   つまり、推測ではありますが、評価が低いページは軒並み順位が大きく下がり、評価が高いページの順位が上昇もしくは維持されたことで、その結果、CTRと平均順位が上昇したと考えられるのでは?という結論に至りました。ただし、これはグーグルの公式アナウンスではなくあくまで私の見解にすぎませんが、、   ちなみにインデックス数に関しても、記事数が増えているにも関わらず、やや減少傾向という結果となっているようでした。    
ロングテールSEO戦略にも限界?特化型サイトを目指すべき?
これまでのサイト運用として、専門性の高い様々なキーワードに重点を置き、その数を増やしていくというロングテールSEO戦略を採用してきました。その結果、最高で月間10万PVを達成することができ(参考記事:「【月間10万PV達成】自社サイト運用についての考察いろいろ」)それなりに結果も出ていたのですが、今回のアップデートでそれが否定されてしまった感はどうしても拭えないという状況となりました。   もちろん、ロングテールSEO戦略でも結果を残しているサイトもあるでしょうし、同じロングテール戦略でもこれまで当サイトで行ってきた施策が間違っていた可能性も大いにあります。   当サイトでは、ウェブ制作に関する情報や知識を特定のジャンルに括らず幅広く取り扱っていることで、うまくロングテールSEOの戦略に乗っかることができましたが、もしかしたら質の低いまとめサイトという評価を受けてしまうリスクが高くなっていたのかもしれません。ただし、ウェブサイトの運用方針としてSEOの観点を最重要視しているわけではなく、あくまで一人でも多くのユーザーにとって価値のあるサイト作りを目指していますので、この結果に振り回されてしまってサイト運用方針の軸がブレるというのは本末転倒です。。   しかしながら、今回のような評価軸が大きく変わってしまうような場合には、ロングテールSEOではサイトの特徴や強み、というのがぼやけてしまうということにもなりかねませんので、いつか限界がきて新たな方向転換を求められるのかもしれないというのを今回のアップデートで実感することができました。   幅広い情報をたくさん網羅したメディアサイトではなく、その対極にある特定のジャンルを深掘りしていくような特化型サイトだけが正義となる可能性も十分に考えられますね。。もちろん、このようなサイトはもともと一般的にSEOに対して強いと思われるのですが、それに対抗するのが今後は無くなっていくのかもしれません。  
コアアップデートに対しての具体的な対策方法は、、、
私自身はSEOマーケティングを専門にやっているわけではないので、その道一本で活動されているプロの方のほうがより詳しい見解をされているのですが、アップデート直後には各種ブログやYouTubeでの解説動画などで様々な情報が発信されていました。目についたものをいくつかまとめてみますと、 ・これまではドメインパワーの評価が大きかったが、その傾向が無くなったのではないか ・今回のアップデートはコンテンツの質が最重要視されるようになった ・ページ内に設置している広告の掲載領域が広いサイトは軒並み下落しているらしい ・SNSなどで取り上げられることによるサイテーションの数量が評価されている など、、   どれもグーグルからの公式発表ではないため、あくまでも専門家の方の見解に過ぎないのですが、どれもSEOを話す中でよく話題に上がる内容ばかりとなっていますので、こういった対策はやはり効果的なのかなと改めて感じました。  
今回のコアアップデートを受けての個人的な見解と今後の戦略
やはりSEOを極めるのはかなり難しいですし、私の場合は制作がメインとなるので改めてSEOマーケティングに割けるリソースというのは限られてしまいます。今回のアップデートでアクセス数にかなり影響が出たわけですが、そもそもオーガニック検索からの流入に依存し過ぎていた(9割を超える)のが問題だと感じました。   調子が良ければ、その分アクセス数も比較的順調に伸びていくわけですが、やはり生殺与奪をグーグル検索エンジンに握られてしまうのはリスクが大き過ぎると言えますね。そこで3つの方針を改めて定め今後のサイト運営を進めていきたいと考えています。   1. 自然検索流入の依存から脱却を目指す 自然検索流入の依存が今回のアップデートで影響を受けた一番の原因でした。ですので、これからはSNSからの流入や、固定ファンやリピーターの割合を増やしていきダイレクト流入も重要視していきたと思います。具体的な施策はまだこれから検討していく段階ですが、これまで、PV数や検索順位などの指標ばかりを追いかけてきていたのですが、まずはこれを改めていき、より幅広いデータを把握できるようにしておきたいですね。   2. ウェブサイト以外のチャネルを充実させていく これは先ほどの自然検索流入の依存脱却にも関係してくるのですが、これまでは自社のコンテンツを発信する媒体はほとんどウェブサイトだけだったのですが、ツイッターやフェイスブックといったSNSやYouTubeといった他のメディア内でもコンテンツを蓄積していくことで、ウェブサイト1本のメディア運用体制を変えていきたいと思います。 SNSなどのソーシャルメディアへのコンテンツ構築は、どうしても自己資産の意味合いが薄れてしまうと少し抵抗感はあったのですが、、今回のようにウェブサイトが影響を受けても、他のメディアでカバーできるような仕組み作りが重要なのではないかと実感しました。   3. 検索エンジンだけでなくユーザーにも評価されるサイト作りを意識する これは少し言い訳っぽくなってしまうのですが、、そもそもウェブサイトはユーザーのためにあるもので、ユーザーに評価されるサイト作りが本質なのではないでしょうか。とはいってもたくさんのユーザーに情報を届けるために、検索エンジンへの評価、つまりSEO対策が重要となるのですが、SEOに意識が取られ過ぎて魅力的なコンテンツを考えるためのリソースを割かれ過ぎてしまうのは本末転倒ですので、あまりアクセス数などの結果に一喜一憂したり、意識し過ぎず、サイトをより魅力的にしていくことに集中したいと思いました。  
  今回のコアアップデートによって、残念ながらマイナスの方向に大きな影響を受けてしまったという結果となりましたが、改めてサイト運用について考えさせられるいい機会にもなりました。また、SEOについての知識もまだまだ足りない部分もあるので、改めて専門的な点について詳しくなるためもっともっと勉強してきたいと誓いました。この状況をポジティブに捉えて、より魅力的なサイト作りに励んでいきますので、今後とも当サイトをどうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人オガワ シンヤ

合同会社デザインサプライ代表兼CEO / ディレクター・ウェブデザイナー・フロントエンドエンジニアをやっています。「ウェブとデザインでヒト・モノ・サービスを繋げ新しい価値を生み出す」をコンセプトに日々奮闘中!制作中はダイエットコーラとチョコレートが欠かせないアラフォーWebクリエイター。

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