セーフモード(セーフブート)とは?
あまり耳慣れない言葉のセーフモードですが、これはOSで不具合が起こった時のための診断用起動モードのことを指します。通常利用ではほとんど利用しないかと思いますが、PCを使っていて、アプリの強制終了やフリーズなどが頻繁に起こる場合に使ったりします。今回はメンテナンスや不要なキャッシュの削除が目的ですが、セーフモードはこのような場合にでも有効になります。 それでは早速試してみたいと思います。今回はキャッシュデータが溜まっており、ストレージの容量を圧迫しているようでした。確認してみると残りの容量が45GBほどになっていました。そこでセーフモードで起動し、キャッシュデータを削除してストレージの容量を解放していきたいと思います。セーフモードでの起動方法について
他のサイトでもすでに掲載されていたりしますが、セーフモードで起動させるのはすごく簡単なのですぐに試してみることができます。まず、PCをシャットダウンさせてから、電源ボタンを押してPCを起動します。その際にMacの起動音(ジャーンという音)が鳴ったらすぐに「shift」キーを押し、そのまま押し続けます。 押し続けているshiftキーですが、このあと表示されるアップルのロゴと進捗バーが表示されても、ずっと押し続けて、ログイン画面が出たら離してOKです。なのでそれまで離さないように押し続けましょう。 そうすると「セーフモード」で起動されます。そのままデスクトップを表示すると、メニューバーの右にこのような「セーフブート」という表記が確認できるようになります。 システムレポートを見ても、起動モードがセーフモードになっているのを確認できます。これでシステムのキャッシュデータが削除されました。 そして、そのまま通常モードで再起動し、改めてストレージ容量を見てみると、約49GBとおおよそ4GB弱の容量を解放できました。いかにキャッシュデータが大量に存在していたかがわかりますね。セーフモードでの起動はこのようにキャッシュをクリアにすることで、ストレージ容量を解放させるのに効果的ですので、是非PCの調子が悪く、どこか重いなと感じた時には是非試してみてはいかがでしょうか? (参考にさせていただいたサイト) セーフモードを使って Mac の問題を切り分ける