オンラインツールでウェブサイトのページ表示速度をチェック
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皆さんは運用されているウェブサイトがどれくらいの速度で表示されるかご存知でしょうか?普段はあまり気にされないかと思いますが、いざ他所のサイトに訪問した時にはかなり気になるのではないでしょうか。今回はウェブサイトのページ表示速度を調べる方法をまとめていきたいと思います。
すぐに検証が始まりますが、結果が出るまで少し時間がかかるので進捗バーを見ながら少し待ちましょう。
検証が終わると速度と最適化の度合いをスコアで表示してくれます。(速度の方は場合によっては取得できないこともあるようです)
タブを切り替えることでモバイルとPCのサイト別に確認できます。
その下には表示速度を上げるために行う最適化の具体的な提案が表示されていますので、これらの施策を行い改善していきます。
2. Mobile Website Speed Testing Tool
先ほどのPageSpeed Insightsと同じくGoogleが提供しているサービスでモバイルサイトの速度チェックに特化したものになります。こちらも表示速度に基づきスコアを表示して、改善方法を提案してくれます。モバイルに特化してるということで3G回線でのチェックなども行なってくれます。
使い方も同じで、まずはサイトにアクセス(https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp)します。画面中央のフォームに調べたいサイトのURLを入力して隣にある「→」ボタンをクリックします。
検証が始まり、モバイル使用時の様々なケースに基づいてチェックが進んでいきます。
検証が終わるとページ表示速度が表示されます。ここでは合わせてページ速度の統計に基づいた離脱率も表示されています。
同じジャンルのサイト内において、どれくらいのレベルにあるかも知らせてくれます。
修正によって改善されるであろう短縮時間も表示され、そのほかの指標を無料レポートとしてメールで受け取ることも可能です。画面内の「無料レポートを取得する」をクリックします。
画面が切り替わり、メールアドレスを入れて送信すると入力したメールアドレス宛に、改善案などが記載されたレポートが送られてきます。
レポートにはこのように具体的な改善案が記載されていますので、サイト改修に役立ちますね。
3. GTmetrix
最後はこちらもGoogleと並んで知られているGTmetrixという表示スピードチェックツールです。PCサイトでの検証となるのですがPageSpeed Insightsよりも詳細なデータを確認することができますのでよりプロ仕様な印象があります。
同じくサイトにアクセス(https://gtmetrix.com/)します。画面中央のフォーム欄にサイトURLを入れて「Analyze」ボタンをクリックします。
検証中の画面になりますので少し待ちます。
結果が画面に表示されて、中央には大きくスコアが表示されています。ここでは読み込みにかかった時間やページサイズなんかも確認できます。
画面を進めていくと、それぞれ最適化の施策が一覧で表示されています。クリックをすると詳細が確認できますので、ここに記載されている内容を参考に改善をしていきます。
ページ速度を確認できるオンラインツール
このページ速度をチェックするには、各種オンラインツールなどを利用します。今回は有名なものを3つあげておりますので、これらすべてのツールを使って検証するのをお勧めします。下記に上げているものはいずれも無料で利用できます。 1. PageSpeed Insights まずは最もメジャーなGoogleが提供しているサービスの「PageSpeed Insights」です。ウェブサイトの表示速度をチェックするツールで、表示速度に基づいたスコアをわかりやすく表示し、改善方法なども提案してくれます。 使い方も簡単で、まずはサイトにアクセス(https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/)します。画面が表示されるのでページ中程のフォーム欄に調べたいサイトのURLを入れて「分析」ボタンをクリックします。















ページ速度を上げる目的とは
これらのツールを使って表示速度は出したものの、なぜそれほどまで重要になるかわからないという方も多いかと思います。もちろん、遅いよりかは早い方がいいに決まっているのですが、具体的な理由がないとなかなかイメージが難しいのではないでしょうか。それぞれサイトごとに理由は異なるかもしれませんが、ウェブを取り巻く近年の環境を考えると次のものが大きな理由になるのではないでしょうか。 ・モバイルの普及で低速度回線でも表示されることが求められる ・ユーザーのストレスを下げて離脱を防ぐ 世界的に見るとまだまだ先進国以外ではネット環境が整っておらず、回線速度が遅いというだけでなく接続も不安定なケースも多々あるようです。そんな状態でも表示できるようにするには表示速度改善の施策も重要になってきます。 また、ある統計によると、ページが表示されるまでに3秒かかると50%のユーザーが直帰すると言われているそうです。いかにユーザーは表示速度は遅いとストレスを感じるかがわかりますね。 最近ではAMPなどといった技術開発も進んでおり、今後もサイト表示速度は重要な指標であり続けるかと思います。特に商品販売サイトなど、離脱率が収益に直結するようなサイトはより意識を強くした方がいいかもしれません。 次回記事「ウェブサイト表示高速化の施策で快適なサイト閲覧を目指す」では具体的にサイト速度を上げるための施策についてまとめていきますので、こちらもぜひ参考にしていただければと思います。sponserd
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