ローカル環境にはNode.jsをインストールすることがあったのですが、今回はリモートのVPSサーバー内にNode.jsを入れることがありましたので備忘録としてメモ。基本的にはローカルとほぼ同じではないでしょうか。
まずはVPSサーバーへsshでログインし、一般ユーザーでユーザーのディレクトリ階層まで移動します。
$ cd ~/
ローカルの時と同じくNode.jsのバージョン管理を行うため「nodebrew」経由でNode.jsをインストールしていきます。下記コマンドでまずはnodebrewをインストールします。
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
インストールが完了したら「.bash_profile」に環境変数のパスを通します。保存して設定を反映させるのを忘れないようにします。最後にnodebrewのバージョンを確認します。
$ vim .bash_profile // 下記のようにパスを通す export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH $ source ~/.bash_profile $ nodebrew -v
nodebrewのコマンドでインストール対象のバージョンを確認しておきます。
$ nodebrew ls-remote
下記のコマンドで任意のバージョンを指定しインストールしていきます。
// 推奨安定版 $ nodebrew install-binary stable // バージョン指定 $ nodebrew install-binary [VERSION]
インストール済みのNode.jsのバージョンを確認します。ここから使用するバージョンを指定します。
$ nodebrew ls v8.11.1 v10.2.1 $ nodebrew use [VERSION]
指定したバージョンが表示されていればOKです。
$ node -v
今回はNode.jsをインストールしただけですが、これでサーバーにNode.jsの環境が整ったのでいろんなことができる準備が整いました。以降はまた別記事でまとめていきたいと思います。
(参考にさせて頂いたサイト)
さくらVPSを契約してCentOS6.4をNode.js Webアプリケーションサーバーとして構築するチュートリアル