Apple Configurator2でウェブアプリをURLで配信する
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先日参加してきましたアプリに関するセミナー(過去記事「【レポート】セミナー『デザイナーがおさえておきたい、アプリの未来とwebの関係』に参加してきました 」を参照)でお話しに上がっておりました、Apple Configuratorというアプリを使ってウェブアプリをストア経由ではなくURLリンクを使って配信する方法です。
適宜内容を設定し保存します。そうすると作成したプロファイルが.mobileconfigという拡張子のXML形式で書き出されます。そしてこのXMLファイルをエディタで開き、下記のコード部分を適宜編集してファイル名をつけて保存します。
画面が切り替わり、先ほど作成したプロファイルが表示されているので、右上の「インストール」をタップします。
インストールが完了すると画面にステータスが表示されるので「完了」をタップします。
ホーム画面に戻ると設定したアイコンが表示されWebクリップが作成されているのがわかります。
開いてみるとブラウザで閲覧するときとは異なりアドレスバーが隠れてフルスクリーンで表示されます。よりアプリっぽくなりますね。ちなみにウェブサイトの場合ですと、一部CSSが適用されなかったり、リンク要素についてはブラウザが立ち上がる仕様になります、、なのでウェブアプリでもシングルページアプリケーションのような形が適しているのでしょうね。
いかがでしょうか、ネイティブではなくウェブアプリ限定となりますが、モックアップやデモ版などでしたらこのような配信方法ですぐに確認できるので便利なのではないでしょうか。ちなみにこの方法はiOS限定となりますので、Androidなどのアプリは対象外となりますので注意が必要です。ストアからの配信は手間も時間もかかるので上手に使いこなすことがポイントになりますね。
Apple Configuratorとは
Apple ConfiguratorはiPadやiPhoneなどのデバイスを管理するためのアプリケーションです。USBに接続して複数のデバイスの設定を一括で行うことができます。例えばパスコードの管理やインストールアプリなどの設定が可能となるので、企業内で使用する端末の管理に使われます。 Mac App Store 【Apple Configurator 2】 このようにApple Configuratorはいろんな機能を備えているのですが、今回はこの機能に含まれている「Webクリップ」作成機能を使ってウェブアプリをストア経由ではなくURLリンクを使って配信していきます。 まずは上記リンクからApple Configuratorのアプリをインストールします。紫の丸いアイコンが目印ですね。
Webクリップ用のアイコンを作成
Apple Configuratorのインストールが完了したら、先にWebクリップのアイコンとして表示される用の画像を用意しておきます。適宜アプリにあうデザインでpng形式で書き出します。サイズは幅180px高さ180pxにしておきます。ここまでできれば準備完了です。Apple ConfiguratorでWebクリップを作成していく
まずはApple Configuratorを立ち上げ、メニューから「ファイル」→「新規プロファイル」を選択します。ウィンドウが表示されますのでサイドバーより「Webクリップ」を選択すると右側の画面が切り替わり、表示される「構成」をクリックします。

〜省略〜 <key>PayloadDisplayName</key> <string>(ここにWebクリップインストール時の名前を入力します)</string> <key>PayloadIdentifier</key> 〜省略〜こうしてできたファイルをサーバーにアップロードもしくはメールに添付して、ブラウザでアップロードしたURLにアクセスします。もしくは直接添付ファイルを開きます。 例)http//example.com/(WebクリップのXMLファイル名).mobileconfig 今回はサンプルとしてウェブアプリではなくウェブサイトでやってみました。まずブラウザでURLにアクセスした場合ですと、このようにアラートが表示されますので「許可」を選択します。





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