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VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSレコードの設定〜

最終更新日: Update!!
これまでの記事で一通りサーバー構築の作業をまとめてきましたが、サイトの表示までいよいよあと少しです。今回はサーバー(IPアドレス)にドメインを紐づけるDNSレコードを設定していきます。これでURLを入力するとサイトが表示されるようになります。   今回は「さくらドメイン」と「お名前.com」でのドメイン運用を想定した内容になっています。両方とも同じくそれぞれのネームサーバーのAレコードに対してサーバーのIPアドレスを設定する形になります。ネームサーバー自体は基本的にドメイン管理元のものを採用します。  
α.  「さくらドメイン」でのDNS設定
α-1. さくらドメインを取得しているさくら会員IDで会員メニューにログインします。   α-2. 会員メニュー画面から「契約情報」→「契約ドメインの確認」→画面中程にある「ドメインメニュー」を選択します。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   α-3. 現在登録されているドメイン一覧が表示され、該当するドメインの項目にある「ゾーン編集」をクリックします。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   α-4. 該当するドメインのゾーンがそれぞれ表示され、左側にある「変更」ボタンをクリックします。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   α-5. 「エントリの追加と変更」画面に切り替わり、下記内容の通りサーバー(VPSサーバー)のIPアドレスをAレコードに追加登録していく。入力が完了したら「新規登録」をクリックします。 ・エントリ名は「@」を入力 ・種別は「IPアドレス(A)」を入力 ・値にはサーバーのIPアドレスを入力 それ以降はデフォルトの設定でOKです。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   α-6. 入力した内容でAレコードのエントリが登録されます。この時、既存サーバーに紐付くAレコードがすでにある場合は「削除」をクリックして古いAレコードを消しておきます。最後に「データ送信」をクリックさせてDNSレコードの設定変更を反映させます。  
β.  「お名前.com」でのDNS設定
β-1. お名前.comのドメイン管理ページへIDとパスワードでログインします。   β-2. 登録されているドメインが一覧で表示されているので、該当するドメインがあるかを確認し「ドメイン設定」のタブをクリックします。   β-3. ドメイン設定の画面が表示され、画面中程にある「ネームサーバーの設定」項目にある「DNS関連機能の設定」メニューをクリックします。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   β-4. 対象のドメインにチェックを入れて「次へ進む」をクリックします。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   β-5. 画面中程にある「DNSレコード設定を利用する」項目の「設定する」ボタンをクリックします。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   β-6. DNSレコードのゾーンが追加できる入力フォーマットがあるので下記の内容で入力していきます。必要項目の全てに入力したら「追加」をクリックし画面下部にある最終確認にチェックを入れて確認画面へ進みます。 ・ホスト名は空欄(サブドメインがある場合は入力) ・TYPEは「A」(IPアドレス)を入力 ・TTLは「3600」と入力 ・VALUEにはサーバーのIPアドレスを桁ごとに区切って入力 ・状態は「有効」を選択   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜   β-7. 先ほど入力した内容を確認し問題なければ「登録する」をクリックしてAレコードの追加を反映させます。先ほどと同じく、すでにサーバーに紐付くAレコードがある場合は削除しておきます。登録が完了するとレコードを追加する入力フォーマット下にある登録済み一覧に追加したAレコードが表示されています。   VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(18)〜DNSのレコード設定〜  
  これで正常に登録されていれば、URLを入力するとサイトが表示されるようになります。ただしDNS反映には最長で72時間かかる場合もありますので、しばらく待ってから確認するようにしましょう。 そんなに難しい作業ではないですが、間違えないように確実に入力するようにしていきましょう。   [shortcodefile file='shortcode-developmentlab-001']  
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