VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(3)〜SSHログイン・作業用一般ユーザー作成〜
最終更新日: Update!!
OSのインストールが済んだら、SSHでのサーバー接続を行なっていきます。セキュリティ上の観点から新しく作業用のユーザーを作成する必要があります。基本的にsshのログインはrootユーザーではなく作業用のユーザーで行います。
今回は作業用一般ユーザーを作成して、rootユーザーへの切り替えまでを行なっていきます。
これで、SSH接続する最初の準備は終わりましたが、セキュリティの観点からもう少し設定を行う必要があります。次回の記事で詳しくみていきたいと思います。 (参考) ネコでもわかる!さくらのVPS講座 ~第二回「サーバーをさわってみよう!」 [shortcodefile file='shortcode-developmentlab-001']
1. SSHでのログイン
1-1. ターミナル(Macの場合)などのSSHクライアントを起動します 1-2. 下記コマンドでリモートホストにSSHで接続します。パスワードを求められると、OSインストール時に設定したrootユーザーのパスワードを入力します。$ ssh root@[HOSTNAME]1-3. ログインができたことを確認し、初回のみOSのアップデートをしておきます。下記コマンドでアップデートが開始され、途中で表示される確認メッセージでは「y」を入力し先に進めていきます。最後に完了したことを確認します。
# yum update
2. 作業用一般ユーザーの作成
2-1. 下記コマンドで新たに作業用一般ユーザーを作成します# adduser [USERNAME]2-2. 下記コマンドで追加した作業用一般ユーザーのパスワードを設定します、続けて設定するパスワードを2回入力するとパスワード設定が完了します
# passwd [USERNAME]2-3. 一旦ログアウトして、下記コマンドを入力し、先ほど追加したユーザーでSSHログインができるか確認します。パスワードを入力するとログインできます。
# exit // ログアウト $ ssh [USERNAME]@[HOSTNAME]2-4. 作業用一般ユーザーでログインされているのを確認します(プロンプトが「#」から「$」に変わっている)
3. 作業用一般ユーザーからrootユーザーへのスイッチ
3-1. ログイン中の作業ユーザーで下記コマンドでrootユーザーに変更します$ su -3-2. rootユーザーのパスワードを入力し、ログインされているのを確認します(プロンプトが「$」から「#」に変わっている)
これで、SSH接続する最初の準備は終わりましたが、セキュリティの観点からもう少し設定を行う必要があります。次回の記事で詳しくみていきたいと思います。 (参考) ネコでもわかる!さくらのVPS講座 ~第二回「サーバーをさわってみよう!」 [shortcodefile file='shortcode-developmentlab-001']
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