【デザインワークショップ】vol.24 季節モノのデザインを作ってみる #1 ハロウィン編
1日過ぎてしまいましたが、ちょうど昨日はハロウィンの日で、ついこの間まで街中の広告やディスプレイなどでハロウィンのデザインをよく目にしていました。ちょうどクライアントワークでも、ハロウィン関連のデザインの依頼があったりと、季節でいろんなデザインが求められるようですね。
そこで、これを機会にそれぞれに時期に合わせた季節モノのデザインを色々と考えたいと思い、記事にまとめてみました。第一回目の今回はハロウィンをテーマに、ハロウィンの季節によく見かけるデザインを作成してみます。
まずはデザインを描く前に、簡単に作成するデザインの設計をまとめていきます。設計といっても難しいものではなく、「色」と「フォント」、あとは適宜必要になりそうなデザイン素材や情報を集めておき、全体のイメージをなんとなく考えておきます。
デザイン性に富んだ個性的なフォントが並びます。ホラーっぽい雰囲気のもあれば、ポップで可愛いのもあり、綺麗めな印象のあるフォントなんかもありました。
いろんな参考デザインを見ていると、あまり作り込まれたグラフィック素材を使うのではなく、シンプルな素材をベースにデザインする方が簡単なのではないかと思います。
今回は季節モノのデザインを作成するということで、ハロウィンをテーマにデザイン案を考えてみましたが、このようなデザインを作成する前には「配色」「フォント」「素材」の3つを分割してあらかじめ考えておくことで、よりイメージを形にしやすくなるのではないでしょうか。今後もいろんな季節のイベントに合わせたデザインを作成していきますので、また別記事にてまとめてみようと思います。
色を決める(ハロウィンをイメージした配色)
最初に配色を決めるため、いくつかの色をピックアップしておきます。ハロウィンのデザインにおいてはよく使われる色も決まっており、かぼちゃの色であるオレンジ色や黄色などをベースに、補色の関係にある紫や青紫色などもよく目にします。そこで今回は下記のような配色を考えてみました。
フォントを決める(ハロウィンをイメージしたフォント)
次はデザインで使用するフォントを探していきます。すでにいろんなサイト上でハロウィンのデザインで使えるフォントが紹介されていたりするので、そういった情報も参考にしながら、ハロウィンのイメージに合うフォントをいくつかピックアップしてみました。
素材を決める(ハロウィンをイメージしたデザイン素材)
配色からフォントと決まり、最後はデザインのメイン素材となるものを探していきます。ここでは写真やイラスト、グラフィックなどのデザイン素材が対象となり、仕上げたいデザインに合わせたものを用意します。実際に探し始めると、すでにいろんなサイトでクオリティの高い素材が揃っていますね。今回は写真ではなく、シルエットのベクターグラフィックを使うことにしました。実際にはこちらのサイトの素材を採用しています。シンプルなのでとても使いやすく、フリー素材なのでオススメです。
デザインの方向性を決める
これらの情報や素材が揃ったら、どんなデザインに仕上げるかを考えていきます。ハロウィンがテーマとなるので、ホラー調で作成するのか、楽しい感じを表現するのかなど色んなアプローチがあるかと思います。今回は、配色やフォント、使用するデザイン素材の特徴から、ポップな印象のあるデザインに仕上げてみました。そこで実際に出来上がったデザインイメージはこのようになりました。広告バナーやフライヤーなどのデザインに活用できそうですね。

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