Sketchで中華風デザインに使える雷文模様を描いてみる
過去にもSketchを使って簡単な図形や模様を描いてきましたが、今回は中華風のデザインによく見かける「雷文模様」を作成してみたいと思います。ラーメンの器に描かれているあの模様ですね。
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ちなみに雷文模様ですが、中国では縁起の良い柄としていろんなところで用いられているようですね。それでは早速作成してみましょう。
まずは矩形のオブジェクトを6つ作成していきます。その際にそれぞれ縦横の長さを、1:2・1:3・1:4・1:5・1:6・1:6というサイズで作成していきます。また奇数順と偶数順のもので色分けしておくと後の作業がわかりやすくなります。
奇数順のものを全て90度回転させます。垂直方向に長くなるようにしておきます。
全てのオブジェクトを渦巻き型になるよう配置していきます。全て要素の端に合わせていくことになるので整列の機能をうまく使っていきます。
全てのオブジェクトを選択し、「Union」で合体させます。これで一つのベクター図形になりました。
合体させたオブジェクトをコピーして、垂直方向・水平方向に反転させて下記の図のように配置させます。
配置した2つのオブジェクトの背面に全体が収まるように矩形オブジェクトを敷いていきます。この時上下方向には、オブジェクトの線の太さと同じ余白をそれぞれ確保しておきます。
2つの渦巻き型のオブジェクトと背景の矩形を全て選択し、「Subtract」で前面オブジェクトで型抜きします。これで雷文模様のパーツが出来上がりました。
あとは色をつけて、デザインに合わせてフレーム状に配置したりして使用します。今回作成した雷文模様を使ってサンプルのデザインを作成してみました。中華風のイメージに仕上がりましたね。
今回はSketchで雷文模様を作成してみました。中華風のデザインやイメージを作成したい時には使えるのではないでしょうか。円状に作成したい場合などはIllustratorを使う必要はありそうですが、四角形のフレームとして作成する場合にはSketchでも十分対応できますね。








今回はSketchで雷文模様を作成してみました。中華風のデザインやイメージを作成したい時には使えるのではないでしょうか。円状に作成したい場合などはIllustratorを使う必要はありそうですが、四角形のフレームとして作成する場合にはSketchでも十分対応できますね。
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