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配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる

最終更新日:2019.11.28 Update!!
今回はイメージごとに区切ったマトリクスを用意していろんな配色を分類してみたいと思います。デザインにおいてイメージの分類は重要ですが、この作業をすることで改めて配色が持つイメージを明確にしていきます。  
配色をイメージ別に分ける目的
Webデザインなど、デザイン制作において配色は重要な要素の一つです。色自体にはそれぞれ与える印象も異なるイメージを持っています。ですので、デザインの目的を達成するためには正しい配色を選定しなければなりません。   その際にデザインに合わせて配色を考えないといけないのですが、これが結構時間がかかる作業になります。そこで、あらかじめイメージごとに分けられた配色サンプルを用意しておくことで、デザイン制作の作業効率化が期待できます。   配色というのは感覚だけで決めるわけではなく、デザインの目的ごとにある程度法則性があるので、こういった準備はとても効果的ですね。  
数百の配色サンプルをピックアップ
まずは配色のサンプルを集めていきます。私は大体配色を決めるときにはAdobeの「Color CC」というサービスを使うことが多いです。 【Adobe Color CC】 https://color.adobe.com/ja/ 配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる 配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる   一から配色を決めることもあれば、キーワードから関連する配色サンプルを検索して決めることもあります。これ以外にも最近ではいろんな配色ジェネレーターが無料で使えたりと簡単に配色を決めることができます。   今回はいろんな配色サンプルを200パターン以上集めました。これだけあれば大体のデザイン表現に対応できるのではないでしょうか。デザインソフト上にパレットとして並べてみました。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる    
イメージ別のマトリクスを用意
先ほど集めた配色サンプルをイメージ別に分けていくのですが、ここではマトリクスを使って全体の関係性が一目でわかるようにしていきます。   今回使用したマトリクスは、こちらの書籍でも紹介されているものを参考にさせていただきました。  
  横軸には暖色系と寒色系を両端に置いた色相を、縦軸は明度と彩度を合わせたものに設定し、全体を16個のエリアに分けました。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる   配色自体は複数の色の組み合わせのため、厳密には異なりますが、マトリクス自体の大体の区分けはこんな感じになります。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる    
配色を各イメージごとに分類
これで先ほどの配色サンプルをそれぞれのイメージに合うエリアに入れていき、マトリクスを完成させます。全部入れ終わるとこんな感じになりました。少しわかりにくいですが、おおよその傾向はこの図からも見て取れるかと思います。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる   わかりやすように拡大してみます。まずはSOFT&WARMのエリアにある配色です。全体的に明るく、左側にいけばポップな印象で、右側には落ち着いた雰囲気の配色が集まりました。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる   次はSOFT&COOLのエリアです。マトリクス上では寒色系のエリアになるので、先ほどよりも全体的に落ち着いた雰囲気になっています。左側はグリーン系の中間色が多いですが、右側ではブルーなど寒色系が強くなってシャープな印象があります。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる   続いてマトリクス下半分を見ていきます。まずはHARD&WARMから。下のエリアは明度が下がり暗い色が多くなるので、色も濃くはっきりしたものが多くなります。こちらも上のエリア同様、左側は鮮やかに、右側は落ち着いた配色が見受けられます。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる   最後はHARD&COOLです。明度が下がり寒色系になるので、最も暗い印象が感じられます。右上のエリアは特徴的に比較的鮮やかなブルーが多いので、補色に当たるイエローを使った配色が多くなっているのもわかります。   配色をイメージ別のマトリクス上に分類してデザインワークに役立てる  
  いかがでしょうか、このようにあらかじめイメージごとに配色サンプルを分けておくことで、デザインの目的となるイメージから素早く配色を探すことができます。また、マトリクス上に並べることで、全体の関係性もわかるので色の調整もしやすいのではないでしょうか。 もちろん、一から配色を決めることもときには重要ですが、仕事は準備が大事と言われますし、このような用意をしておくとデザイン制作もかなり楽になりますね。
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