【デザインワークショップ】vol.16 料理写真のシズル感を表現してみる(エフェクト編・清涼感)
最終更新日: Update!!
前回記事「【デザインワークショップ】vol.15 料理写真のシズル感を表現してみる(エフェクト編・熱さ) 」では熱々の料理写真に使えるレタッチのテクニックを紹介しました。引き続き今回は冷たさを感じられるような表現についてまとめていきたいと思います。
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2. イメージ素材はフィルター用にスマートオブジェクトに変換しておきます。
3. 素材自体に【フィルター】→【シャープ】→【アンシャープマスク】を適用させ、素材の映りをシャープにしておきます。スマートオブジェクトにしているのでスマートフィルターとして適用され、後からの微調整も可能です。
4. 水しぶき用の写真素材を適宜変形や位置を調整して合成します。
5. 水しぶき用の写真素材の描画モードを「輝度」に設定し、背景になじませます。
2. 作成した円形のオブジェクトに対してレイヤー効果の「ベベルとエンボス」を適用し水滴の立体的な丸みをつける。
3. 同じく作成した円形のオブジェクトに対してレイヤー効果の「シャドウ(内側)」を適用し、水滴の内部に見える影をつける。
4. さらにレイヤー効果の「ドロップシャドウ」を適用し、水滴の外にできる影をつける。
5. 水滴に映る反射光を描くための新規レイヤーを作成します。
6. 「ブラシツール」で塗りを白に設定し、先ほど作成したレイヤーに水滴の反射光を描いていきます。水滴の丸みを考えながら描いていきます。
これで水滴のグラフィックが完成するので、あとは適宜デザインに合わせておいていきます。大きさや形はもちろんのこと、場所や透明度などもデザインに合わせるように調整していきます。完成するとこんな感じになりました。
いかがでしょうか、今回のデザインワークショップは全4回にわたり料理写真のレタッチについてまとめていきましたが、これらを組み合わせることで、より食欲を刺激するような写真に仕上がるのではないでしょうか。紙媒体やウェブに関わらず使えるテクニックなのでぜひオススメします。 (参考にさせて頂いたサイト) 「シズル感」はphotoshopで作れる!ジュースをみずみずしく演出するチュートリアル Photoshopで簡単に水滴を作る方法
こちらも合わせてお読みくださいm(__)m 【デザインワークショップ】料理写真のシズル感を表現してみる vol.13 料理写真のシズル感を表現してみる(色調補正編) vol.14 料理写真のシズル感を表現してみる(ラップフィルター編) vol.15 料理写真のシズル感を表現してみる(エフェクト編・熱さ)
みずみずしい水滴
野菜や果物など新鮮さを訴求に持ってくるイメージや、コールドドリンクや冷たい食べ物といった清涼感を伝えたい場合には、水滴などのエフェクトをつけることが効果的です。 ここではPhotoshopを使って、水しぶきの素材写真との合成や、実際に水滴のグラフィックを描いていく方法についてまとめていきたいと思います。今回はこちらの写真素材を使いました。

STEP1. 水しぶきの素材を合成する
1. まずは使用するイメージ素材をトリミングしたり、背景をつけたりして準備します。




STEP2. 水滴のグラフィックを作成する
1. 円形のオブジェクトを新規で作成し、塗りを0%にして透明にしておく。






いかがでしょうか、今回のデザインワークショップは全4回にわたり料理写真のレタッチについてまとめていきましたが、これらを組み合わせることで、より食欲を刺激するような写真に仕上がるのではないでしょうか。紙媒体やウェブに関わらず使えるテクニックなのでぜひオススメします。 (参考にさせて頂いたサイト) 「シズル感」はphotoshopで作れる!ジュースをみずみずしく演出するチュートリアル Photoshopで簡単に水滴を作る方法
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