0%

Programmingプログラミングナレッジ

Posted:2019.02.17

Sassのマップ変数を活用して複雑なメディアクエリを一括で管理する

CSSのコーディングをもっと快適にするために必要不可欠となったSassですが、今回はSassを使ってメディアクエリをより簡単に管理する方法をまとめていきたいと思います。Sassを使ったメディアクエリについては過去記事「変数とmixinを使ったメディアクエリで効率的なレスポンシブコーディング」にもまとめておりますが、今回はより柔軟に対応できるようになっています。

 

今回のポイントはSassの機能である「マップ変数」というものを使うところになります。このマップ変数は、通常の変数とは異なり配列のように複数のデータを扱うことができます。そこで各ブレークポイントを変数定義した後に、全てのブレークポイントを一つのマップ変数にまとめておきます。この時に「!default」フラグをつけておくことで初期値としての明示と、後からの変数上書きに対して柔軟に対応できるようになります。そしてmixinで同じようにメディアクエリを出力できるようにしておきます。

【Sass(SCSS)】

$screen-xl: 1200px;
$screen-lg: 992px;
$screen-md: 768px;
$screen-sm: 544px;
$screen-xs: 480px;
$bp-list: (
 xs: screen and (max-width: #{$screen-xs}),
 sm: screen and (max-width: #{$screen-sm}),
 md: screen and (max-width: #{$screen-md}),
 lg: screen and (max-width: #{$screen-lg}),
 xl: screen and (max-width: #{$screen-xl})
) !default;
@mixin screen-mq($bp-key) {
 @media #{map-get($bp-list, $bp-key)} {
  @content;
 }
}

 

マップ変数の中には、直前で指定した変数を扱うことになりますが、そのまま使うとエラーとなりますので#{}という形(インターポーレーション)で対応します。そしてmixinで出力させる時に引数として、マップ変数のキーを指定できるようにしておきます。その中にはmap-gat()関数でブレークポイントをまとめたデータを取得して、各メディアクエリを出力させるようにします。

 

あとはincludeでキーを指定した形で出力させるだけでOKです。このようにキーを変えるだけでいろんなメディアクエリを出力することが可能になり、よりスマートなコーディングができますね。

【Sass(SCSS)】

@include screen-mq(xl) {
 // 1200pxまでのディスプレイサイズに適用
 h1 {
  font-size: 3.0rem;
 }
}
@include screen-mq(sm) {
 // 544pxまでのディスプレイサイズに適用
 h1 {
  font-size: 2.0rem;
 }
}

 

【CSS】

@media screen and (max-width: 1200px) {
 h1 {
  font-size: 3.0rem;
 }
}
@media screen and (max-width: 544px) {
 h1 {
  font-size: 2.0rem;
 }
}

 

いかがでしょうか、このようにSassの機能をうまく活用することで、よりプログラミングっぽくCSSコーディングができるようになると共に、複雑な仕様もシンプルに管理できるようになるのは大きなメリットですね。

 

(参考にさせて頂いたサイト)
Sassの変数とmixinで変更に強いメディアクエリをつくる
マップ変数を使用する

author
この記事を書いた人オガワ シンヤ
FacebookTwitter

DesignSupply.代表 / ディレクター・ウェブデザイナー・フロントエンドエンジニアをやっています。「ウェブとデザインでヒト・モノ・サービスを繋げ新しい価値を生み出す」をコンセプトに日々奮闘中!制作中はチョコレートが欠かせない三十路Webクリエイター。

制作のご依頼やお問い合わせ・パートナー業務提携のご相談はこちら

デザインやウェブ制作についてのご依頼やご相談、その他お問い合わせなどもお気軽にご連絡ください。フットワークの軽さやレスポンスの早さ、また豊富な経験や知識、技術を活かした対応力といったフリーランスクリエイターの強みでクライアント様、パートナー企業様のお力になります。デザインからコーディングやWordPress実装といったウェブサイト構築はもちろん、写真撮影や動画編集、コンテンツ制作からサイト運用サポートまで一括してお任せください。

ホームページ制作のご検討やウェブ運用でお悩みの経営者様や企業のウェブ担当者様をはじめ、個人で店舗を営んでいらっしゃるオーナー様、フリーで活動されているビジネスオーナー様はもちろんのこと、リソース不足でお困りの制作会社様、またクリエイターをお探しの代理店様も大歓迎です。

コンタクトをご希望の方はお手数ですが、下記よりお問い合わせフォームのページへアクセスしていただき、必要事項を入力の上メッセージを送信してください。確認でき次第すぐに折り返しご連絡致します。

こんな記事も読まれています

コメントもお気軽にどうぞ

記事に関するご質問やご意見などありましたら下記のコメントフォームよりお気軽に投稿ください。なおメールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

CAPTCHA


ページトップへ
大阪市天王寺区のホームページ制作デザイン事務所(SOHO)DesignSupply.【デザインサプライ】