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Posted:2018.02.06

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

前回記事「一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(カメラ・レンズの種類とアクセサリ)」では、カメラ本体やレンズ、周辺機器について紹介していましたが、こちらの記事でも引き続き知っておきたい知識をまとめていきたいと思います。

 

今回はカメラの機能を中心に、撮影モードやフォーカス機能、データ現像について解説していきます。撮影技術に関連してくるところですので、是非覚えておきたい内容ですね。

 

一眼レフの撮影モードについて

通常、一眼レフカメラにはいろんな撮影モードが備えられています。撮りたいシーンによって撮影者が使い分けられるようになっています。機種によって表記など多少違いはありますが、基本的なものについては以下の撮影モードがあります。

 

P プログラムモード 撮影シーンに合わせてカメラが自動的に絞り値とシャッタースピードを適正な設定にします。明るさなどの撮影状況が変わりやすいなど、撮影するのが難しいシーンに有効です。
Av 絞り値優先モード 撮影者が絞り値を手動で設定でき、それに合わせてカメラが自動的にシャッタースピードを適正な設定にします。被写体の周りをボカしたい時に使います。
Tv シャッタースピード優先モード 撮影者がシャッタースピードを手動で設定でき、それに合わせてカメラが自動的に絞り値を適正な設定にします。躍動感や動きのある写真を撮りたい時に使います。
M マニュアルモード 絞り値やシャッタースピード、ISO感度やWBなど全てのカメラ設定について撮影者が手動で設定できるモードです。表現の幅が広がり、上級者向けの撮影モードです。
B バルブ撮影モード シャッタースピードに関係なくシャッターボタンを押している間シャッターが開くようになります。長時間の露光撮影に使います。
Auto オート撮影モード 絞り値やシャッタースピード、ISO感度やWBなど全てのカメラ設定について撮影シーンに合わせてカメラが自動的に適正な設定にします。初心者向けの撮影モードです。
C1,C2 カスタム撮影モード あらかじめカメラに登録しておいた独自の設定を呼び出して撮影するモードです。

 

これらの撮影モード切り替えはカメラ上部についているモード切り替えダイヤルで設定することができます。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

フォーカス機能について

フォーカス機能は被写体にピントを合わせる役割を果たし、撮影において最も重要な機能の一つです。一般的なカメラでは撮影者がフォーカスを合わせる「MF」とカメラが自動的に被写体を捉えてフォーカスを合わせる「AF」の2種類があり、レンズについているスイッチなどで切り替えれるようになっています。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

MF(マニュアルフォーカス)

レンズについているフォーカスリングを回すことで、被写体へ手動でピントを合わせにいきます。撮影者が手動で行うのでカメラ機能に依存しない自由な表現が可能になりますが、その分シャッターチャンスが取りづらいなどテクニックが必要になります。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

AF(オートフォーカス)

カメラが被写体に対して自動的にピントを合わせる設定です。シャッターボタンの半押しでカメラがフォーカスを合わせにいきます。瞬間的にピントを合わせることができるので撮影に集中できるようになりますが、カメラの機能に依存してしまいます。

 

AFではファインダーに表示されている「AFフレーム」というフォーカス観測の基準となる点に被写体を合わせるようにします。カメラの機種や設定によってはこのAFフレームの数や対象となる点のエリアが異なります。ただし、中央のAFフレームが最も精度が高いので出来るだけ中央の点を使うようにします。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

ちなみにカメラの機種によっても異なりますが、どのポイントをAFのフレームにするかを設定することが可能です。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

この時に、被写体とAFフレームを合わせることで撮りたい構図にならないなどのケースもあります。そんな時は「フォーカスロック」というテクニックを使います。

 

フォーカスロックでは、まずシャッターの半押しで被写体にピント(フォーカス)を合わせます。一旦、構図は考えずにこの時はできるだけ中央のAFフレームに合わせるようにします。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

そしてシャッター半押しのまま撮りたい構図に動かします。撮りたい構図になったらその状態のままシャッターボタンを全て押します。こうすることで動かす前の被写体にピントがあった状態で撮りたい構図で撮影することができます。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

Rawデータ出力について

ほとんどの一眼レフカメラでは撮影したデジタルデータをjpgの画像形式に加えて、rawデータとして保存することができます。この「Rawデータ」とは、撮影したそのままで一切の加工がされていない画像データのことです。

 

Rawデータは基本的に無圧縮であることが多いのでファイルサイズが大きくなりますが、AdobeのLightroomといったRawデータ編集ソフトを使って、色味やコントラストなどの各種設定を自由に編集することができます。

 

つまり、Rawデータは後からじっくりと編集する前提でのデータ形式になります。撮影した写真は通常jpg形式で保存されますが、カメラの設定にてRaw形式やjpgとRawの両方保存することができます。またjpgやRawデータは保存時のファイルサイズや画質について設定できる機種もあります。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 

その他撮影の設定について

ここで紹介した以外に撮影時にはいろんな設定ができるようになっています。絞り値やシャッタースピード、ISO感度からWBなど。これを全て理解して使いこなすことがイメージ通りの写真を撮るために必須となってきます。これらについては後ほど一つひとつ詳しく説明していきたいと思います。

 

一眼レフカメラ撮影でまずはじめに知っておきたい知識(撮影モード・フォーカス機能とRawデータ出力)

 


 

前回と今回の2回にわたり撮影前に知っておきたい知識をまとめていきました。一眼レフカメラは高性能のためいろんな機能が備わっており、使いこなすのに難しいイメージもありますが、一つずつ確実に理解していくことが大切です。次回以降ではより具体的なテクニックや知識に触れていきたいと思います。

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この記事を書いた人オガワ シンヤ
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