WEB開発・運用ノウハウdev.Lab

2017.08.05

VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(9)〜PHPのインストール〜

前回の記事でWebサーバー内にサイトデータとなるHTMLファイルを設置し、表示させるところまではできました。ただし、まだPHPがインストールされてないので、PHPファイルだと表示することができません。特にWordPressはPHPで動くものになるので必須となります。

 

今回はPHPをインストールしてWeb上でPHPファイルの確認と、WordPress用にいくつか設定を行うところまで進めていきます。

 

1. PHPのインストール

1-1. まず事前に表示テスト用のPHPファイル(index.php)を用意しておきます。

 

1-2. サーバーへログインしrootユーザーに切り替え、下記コマンドでPHPとそれに付随するパッケージを合わせてインストールします。途中で入る確認には「y」を入力して続けていきます。インストールが完了したらバージョン表示のコマンドを入力し、バージョンが表示されればOKです。

# yum install php php-devel php-mbstring php-mysql php-gd
# php -v // バージョンが表示されたらOK

 

1-3. PHPのインストールが完了したら、HTTPサーバーを下記コマンドで再起動させます。(サーバー立ち上げと同時にhttpサーバーも起動している設定を行なっているので起動ではなく再起動になります)

# service httpd restart

 

1-4. HTTPサーバーのドキュメントルートディレクトリ(/var/www/html)へ表示テスト用のPHPファイルをアップロードしてブラウザで確認します。アップロードしたテストページが表示されたらOKです。

 

2. php.iniの設定

2-1. PHPの設定ファイルである「php.ini」を編集してWordPressでのファイルアップロードの上限設定を行います。下記コマンドで「php.ini」の場所まで移動し「php.ini」のバックアップを取ってからvimエディタでファイルを開きます。

# cd /etc
# cp php.ini php.ini.copy
# vim php.ini

 

2-2. 「php.ini」内のファイルアップロード上限値が記されている箇所を下記のように変更し保存して終了します。

// それぞれ上限値を128Mまで上げておきます。
post_max_size = 128M
upload_max_filesize = 128M

 

2-3. 編集が完了したら下記コマンドでHTTPサーバーを再起動させて、変更を反映させます。

# service httpd restart

 

2-4. PHPのインストールと設定は完了しましたが、ドキュメントルートにPHPの情報確認用のファイル「info.php」をアップロードしておくと、ブラウザでアクセス(http://IPアドレス/php.info)するとインストールされているPHPの情報が確認できます。

【info.php】

<?php
 phpinfo();
?>

 


 

これでサーバー内でPHPが使えるようになりました、ただし、今回のサーバー構築で使用しているCentOS7のデフォルトのPHPのバージョンはPHP 5.4になります。ですので最新のPHPを使う場合は新しいバージョンのものをインストールする必要があります。次回はPHPのアップデート方法についてまとめていきます。

 

(参考)
CentOS 7 に PHP 7.0 を yum でインストールする手順

 

 

 

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