WEB開発・運用ノウハウdev.Lab

2017.07.20

VPSでWordPressサイトを運用するサーバー構築(1)〜サーバーの契約〜

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今回から始まりました当コンテンツ「dev.Lab」では、WEBサービスやシステムを開発・運用していくためのいろんなノウハウを備忘録としてまとめていきたいと思います。日々進化が止まらないウェブの世界では常に情報収集することが大切ですが、少しでも皆さまのために当コンテンツがお役に立てば幸いです。

 

記念すべき第1回ですが、さくらインターネットのVPS(仮想専用サーバー)を利用してWordPressサイトを運営する方法をまとめていきます。一般的には各レンタルサーバーを利用するケースが多いかと思いますが、共有サーバーのため複数のサイトを同一サーバーで運営する場合や、データベースとの連携が入るようなシステムを含んだサイトになりますとパフォーマンスやセキュリティ面で問題があります。

 

VPSですとそのあたりの問題がクリアになりますが、共用サーバーとは異なりwebサーバーやDBサーバーなどの各種アプリケーションのインストール、sshでの接続設定やファイヤウォールなどすべて自分で用意しないといけないので少しハードルが高くなります。今回は全19回にもわたる長編になりますが、サーバー契約からサーバー構築、サイト公開から運用までを一連の流れで説明していきます。複雑で大変な印象があるサーバー構築も一つひとつ確実に進めていくことで理解も早まります。

 

VPS(仮想専用サーバー)とは?

今回利用するVPSについて、一般のレンタルサーバー(共有サーバー)とどのような違いがあり、どのような点が優れているかをまずは説明したいと思います。VPSはVirtual Private Serverの略で「仮想専用サーバー」と言われるもので、ベースとなる一つのサーバー上に仮想的に複数のサーバーを仮想的に立ち上げることができる技術を用いて、それぞれのサーバーを専有して利用することができます。

 

メリットとしては、完全な専用サーバーにはパフォーマンスは劣るものの、共有サーバーとは異なり、サーバーに対しての管理者権限が与えられるのでほぼ専用サーバーと同じような自由度でカスタマイズできます。また、専用サーバーより低コストで、共有サーバーよりスペックあたりのコストパフォーマスが高いのも特徴です。

 

VPSサービスは各社いろんなサービスが提供されていますが、今回は初心者でもわかりやすく、サポートも充実して低価格で始められるさくらインターネット社の「さくらのVPS」を使って進めていきたいと思います。無料のお試し期間もありますのでオススメです!

 

1. VPSサービスの新規利用契約をする

まずは、さくらのVPSウェブサイト(http://vps.sakura.ad.jp/)へアクセスし、専用のページから申し込みを行います。プランについては後から変更できるので、まずは一番低い512Mを選択しておきます。普通のサイトを運用する程度であればこれくらいでも問題はありません。

 

次に、リージョンとゾーンの選択を行います。選択肢には「石狩」と「東京」の二つがありますが、1つだけの契約においてはどちらでも構いません。バックアップ目的などではリスク分散のため分けておいた方が良いかもしれません。ゾーンを選択すると支払い方法の選択をします。年間一括の場合は少し安くなります。

 

ここまで終わると、さくらインターネット会員のログインが必要になります。初めての場合は会員登録が必要になりますが、会員の方はIDとPWを入力して先に進みます。続いて支払い情報を登録して申し込みが完了となります。

 

申し込みが完了すると、確認メールが送られてきますので詳細情報を確認します。その中にVPSのコントロールパネルへのURLが記載されているのでアクセスします。ログインするとコントロールパネル画面へと遷移し、サーバーの情報が確認できます。

 

さくらVPSでWordPressサイト制作するためのサーバー構築(1)〜サーバー契約編〜

 

さくらVPSでWordPressサイト制作するためのサーバー構築(1)〜サーバー契約編〜

 


 

以上で、VPSの契約が完了し利用する準備が整いました。次回記事から本格的にサーバー構築が始まっていきます。たくさんやるべきことはありますが一つひとつ片付けていけば大丈夫です!

 

 

 

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